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子供の八重歯・叢生の矯正治療例

矯正歯科コラム

投稿日:2022年 07月 03日

最終更新:2022年 07月 14日

この記事の著者 石川宗理
Invisalignブラックダイヤモンドプロバイダー 当院では、患者様それぞれのニーズに合った矯正治療を心がけております。

子供の八重歯・叢生の症状とは

叢生(そうせい)とは、歯の並びがでこぼこしている歯列のことで、正式には乱杭歯(らんぐいば)といいます。顎に対して歯が大きく、十分な空間が無い場合に歯列からとび出してしまいます。日本人の不正咬合の中で最も多い症状です。

子供の八重歯・叢生の原因について

先天的要因として、顎が小さい、歯が大きいことが原因として挙げられます。

早期に乳歯を抜歯した場合や、奥歯の乳歯が虫歯になってしまった場合などに残りの乳歯の位置が前に移り、スペースがなくなることで互い違いな見た目になってしまうこともあります。

おしゃぶりの使用期間が長かったり、離乳時期が遅いと頬の筋肉が緊張してしまい、顎の骨を圧迫し、成長を妨げることで顎が小さくなってしまいます。

子供の八重歯・叢生のリスクについて

他の歯と重なっているので歯が磨きにくく、虫歯や歯周病になりやすいです。また、噛み合わせの不調により食事をうまく食べれなかったり、発音が不明瞭になることがあります。

大人になってから矯正を行う場合は、矯正に必要なスペースを確保するために歯を抜く可能性が高くなります。

子供の八重歯・叢生の基本的な治療

可撤式装置という取り外しのできる装置を用いて少しずつ顎の幅を広げていきます。歯を動かさずに、永久歯が正常に生え代われるためのスペースを確保して歯並びを綺麗にしていきます。

顎の成長を妨げている悪癖や舌の位置などを改善、口周りの筋肉を鍛えてバランスを整えます。

子供の八重歯・叢生の矯正治療例 (10代男児 治療期間:4年)

年齢:10代男児 治療期間:4年 抜歯部位:非抜歯  備考:乳歯早期喪失、埋伏歯

10代の男児です。歯の凸凹、前歯の突出感を気にされて来院されました。乳歯がほとんど虫歯で、早めに抜けた乳歯も多く、さらには左上の永久歯が骨の中に横向きに生えていたりと問題点が多いケースでした。傾いた左下の奥歯をまっすぐにして、その手前の永久歯のための隙間を作りつつ、左上の永久歯が出てくることをアシストするために乳歯を抜歯、その後かみ合わせを上げつつ埋まっていたはの位置を整え、かみ合わせを上げました。問題点を順番に対処し子供の治療としてはかなり、良いところまで改善できました。また矯正を通じて歯磨きや食生活が改善してくれて、虫歯はあるものの、後から生えてきた永久歯は子供の歯ほど虫歯にはなりませんでした。もし子供の治療で早期にアプローチをしなかったら、このような状況にはなっていなかったと個人的には来院していただいて良かった持っております。患者様とご両親も非常に喜んでいただきました。左上の前歯の隙間に関しては、大人の本格治療ができるようになったら、開始する予定です。

この記事の著者 石川宗理
Invisalignブラックダイヤモンドプロバイダー 当院では、患者様それぞれのニーズに合った矯正治療を心がけております。